看護師として働いている女性の中には、出産を経て子育てと両立させながら仕事を続けることを希望する人も少なくない。こうした両立は無理のない働き方を選択すること重要となる。働く上で重要なポイントとなるのが勤務形態だ。看護師はシフトによる勤務が一般的で、入院設備の整っている病院では夜勤もこなさなくてはいけない。しかし、日本では24時間対応している保育施設は限られていて、夜間に子供を預けるのは難しいのが実情だ。そのため、子育てと両立を図るのであれば、夜勤ではなく日勤常勤を選ぶ、入院施設のない病院を選ぶといったことが基本といえる。
これと同時に大事なポイントとして挙げられるのが休日だ。これは看護師に限ったことではないが、シフト制の勤務の場合、当然休みは不規則になる。そのため、子供の学校行事が行われる週末にタイミングよく休めるとは限らない。事前に希望を伝えることで休みを取ることは可能とはいえ、週末の休みを希望する人はたくさんいることから、頻繁に休みを取ってしまうと職場の人間関係に影響が出ることも考えられるだろう。先ほど述べた夜勤と合わせてクリアーできる最適の職場が個人診療の病院だ。小規模の病院は週末を休みにしている所も多く、さらに入院設備がなければ夜勤をする必要もない。
そのほか、育児短時間勤務制度を利用するという方法もある。これは文字通り育児をしている人を対象にした、短い時間で勤務を終えることができる制度だ。常勤扱いで福利厚生も受け取れるなどメリットがたくさんあるため、活用しない手は無いだろう。
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